グリーンエコートップページ ガーデニングコラム

庭づくりとの出会い

 第一回目は、私が『庭創りに出会ったきっかけ』についてお話させて頂きます。私は若いころ父が左官業を営んでいるのをきっかけに、何となくその職業に就く事になり、(やる事が無かったのかも)日々腕を上げるために修行を積んできましたが、決められた設計図通りに仕事を進めて行く事に窮屈さを感じていました。(結構、飽き性なのかもしれない)そこでその技術を生かしてエクステリア(外構工事)をはじめる事になり、自由の身になる事が出来ましたが、ところがどっこい世の中そんなに甘いものではありませんでした。

 構想からデザイン、設計製図、見積り、施工管理等々、勉強しなければならない事が山ほどあったわけですが、睡眠時間を削って何とかやって行く事が出来ました。そんなときに輸入住宅の仕事をさせて頂く事になり、なんとそこで私の人生が変わり始めたのです。それは*注1)アングロサクソンの文化圏(アメリカやイギリス)の大工さん(カーペンターと呼んだほうが良いかも)達との出会いでした。私は日本人としては結構はみ出していると常々思っていましたが『なんて自分は日本人的なんだろう』と思いました。と言うのはアメリカの人たちは家庭での生活を非常に大切にする人たちでしっかりとしたライフスタイルを持っていると言う事です。日本人は住まいと言うのは『帰って来て寝るだけ』と言う風潮が強く、『庭を含めた限られた空間を十分活用してませんし、個々のライフスタイルが果たしてあるんだろうか』と、そんな気がしました。

 革命的な言葉は、今でも覚えていますが住まいに対する考え方が根本的に違うと言う事ですね。それは、家は建てたその時から古くなるのではなくて『家族と共に成長する』と言う言葉でした。(この事については、また後ほどお話する事として、、、)

 そこでライフスタイルの違いに気付き建物の外の空間、いわゆる『庭』と言う物と出会う事になったんです。そこで木の持っている優しさと温もりに触れて、本場仕込みのウッドデッキを学びました。柔軟な発想で創るウッドデッキは大変興味深く、私にとってガーデンライフには欠かせない一つの重要なアイテムになった訳ですが、一番重要な物が足らないのに気付いたのが私の永遠のテーマである『植物』(生命)であります。(この事については喋りたい事が山ほどありますがまたのちほど話させて頂きます。)

 こんな経緯でガーデン(庭)の仕事を始める事になったのですが、過去の経験が全て今の仕事に結びつく事に今は感謝しています。今回ばかりは飽き性な私でも、(奥が深すぎて一生かかっても極める事は出来ない)生涯の仕事になりそうな気がします。今後ハード面だけではなく私がこの仕事から気付かさせて頂いたソフトな面についてもいろいろお話させて頂きます。

 次号をお楽しみに。

*注1)アングロサクソン=イギリス系の人々またはその子孫。

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