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言葉を捨てた植物たち

『言葉を捨てた植物達』そんな言葉の中にどんな意味があるのだろう。そんな風に感じた方が、少なからずいると思います。実際私もガーデニング初心者の頃はこんな事を考えた事もありませんでした。

 『言葉を捨てた植物達』と言うのは言葉の通り、木々や草花達は元々は言葉を持っていたが、自ら言葉を捨てたのでは無いかと言う意味です。実際のところ人間サイドから見れば、植物が言葉を持っている訳ありません(おそらく)。しかし何でこんな事を言うのかと言うと、命ある物が意思や言葉を持っていても、けっしておかしくないのではないかと言う事を植物達と仕事を始めてから思うようになりました。

 木々や草花を単なる物として扱われる風潮が強い中で、一つの生命だと言う事を理解してなおかつ共生しているという事を前提に考えると、植物達が意思を持っているのではないのだろうかと思わざるを得ないような事がたびたびあります。おそらく植物が本当に好きな方なら、こんな思いをした事があると思います。

私たち人間が心から木々や草花を愛して、植物達に接すれば彼らは必ず私たちが愛した分だけ、お返ししてくれます。常々私が言っている事ですが、実際に人間は植物を含む他の生命体と共に地球と言う星に生きている訳ですが、生命同士のパートナーであると考えれば、その言葉も理解して頂けると思います。実際、人間同士でも心から理解しあっている者同士であれば、語らずとも分かり合えると言う事は殆ど例外なく全ての人が理解して頂けると思います。

 言葉と言うのは、便利なコミュニケーションの道具であると同時に、いかにいい加減であてにならない物であるのは、皆さんも感じている事だと思います。意思を伝える一つの手段と言う道具の使い方ひとつで、思わぬ誤解を招いたりする事もしばしばです。もっと悪いのは、その言葉を利用して嘘をついたり、だましたりする事もあるでしょう。

 一番大切なのは、真実はひとつであると言う事と、本当の意味でその真実を捻じ曲げる事無く相手に伝えるのが最も重要ではないでしょうか。
 そんな経緯から、ただひとつ大切な真実だけを伝える為に、木々や草花達は言葉を捨てたのだと思います。

 私はそんな大切な事を植物達に教えてもらいました、唯一大切なのは心ですよと・・・。

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