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鉢選びの基礎とポイント5(その他の素材)

 前回の鉢選びの基礎とポイント4では素焼きの鉢のことについてご説明させて頂きましたが、最近では皆様も既にご存知のように素焼き以外にも色々な素材の鉢や多種多様な形状の鉢などを、いたるところで見かける事が可能になってきました。しかしながらその弊害として鉢を選ぶ際に価格やデザインだけで選択する可能性も出てきた事は否めない事実です。

 総合的に考えれば素焼きの鉢がベターである事は誰もが認める事でありますが、すべての場合がそうである訳もありえませんし、使用目的や場所また植物の種類等によっても変えていく必要性がありますので素焼きの鉢以外の物も知識を持つことが、鉢選びのより重要な要素です。

 素材の観点からその他の鉢の例を挙げてみると、プラスチック鉢、木製鉢、紙製鉢、化粧鉢などが一般的です。その中で手ごろな価格や扱いやすさの点で特に一般に広く普及しているものはプラスチック製の鉢です。プラスチック製の鉢の大きな特徴は素焼きの物と異なり壁面に小さな穴がなく外気との通気性が全くないという事です。水分の蒸発量が素焼きのものより少なくなる特性は避けられませんが、この性質を上手に利用すれば想像以上に利用価値も高まる事が期待できます。

 通気性が悪いという事は鉢の中の土が蒸発しにくく過湿状態が続きやすくなります。水分の多く必要な植物への利用や、ベランダや屋上ガーデンなどの特に乾燥しやすい場所などでは逆にその特性が威力を発揮することもありますので、まんざら捨てたものではありません。また通気性の悪い性質も土壌改良などを上手に施す事によってある程度は改善されますので、臆病にならずにチャレンジしてみることも良いと思います。

 その他に皆様が選ばれる最大の利点に、軽くて非常に丈夫である事が挙げられますがガーデニングファンの多くは女性でありますので、軽いことや少々の衝撃でも破損することがない事で、どなたでも手軽に扱うこともできます。ただプラスチック鉢の欠点は年月に伴い紫外線や風雨にさらされているうちに強度が弱くなってしまうことです。極端に薄いものや安物のプランターなどはすぐに割れてしまいますので、ある程度の肉厚のあるしっかりしたものを選ぶ必要だけは忘れないようにして頂きたいものです。ガーデニングによりゴミをより多く出すことは本来の目的とは大きくそれてしまい、せっかくの素晴らしい趣味が環境にとって悪くなっては台無しです。最後にプラスチック鉢の大きな欠点は外気の温度を伝えやすいという事です。夏は鉢の土が異常な高温になり冬はその逆で冷たくなってしまいますので、温度管理には十分な配慮が必要です。

 その他にも紙製や木製の物もありますが、それぞれの素材の持っている特長をよく掌握する事で失敗しない鉢選びをしていただきたいと思います。どんなものも長所と短所がありますので、その素材と仲良くできればどれも素晴らしい鉢になる事は間違いありません。相性もありますが仲良くできるかどうかはあなた次第です。

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