グリーンエコートップページ ガーデニングコラム

鉢選びの基礎とポイント7(地植えと鉢植えの違い)

 ガーデニングにおける鉢の重要性や特徴はある程度ご理解頂けた事と思いますが、多種多様な鉢を上手に選択し、また使いこなすことが出来ればガーデニングの楽しみももっと深いものになる事は既にお気付きの事と思います。

 鉢を使用する場合にもっとも気をつけなければならない事は、地植えのものとは全く違うものだという事を十分認識する事が重要です。植えるそれぞれの植物の特性を理解して、その条件に合ったものを使うことは当然ですが、地植えの場合と違う特性を知り植物の生理とガーデニングを楽しむ皆様の管理などをしっかり噛み合わせる事が出来れば地面のないマンションのベランダガーデンなどでも問題ありません。

 地植えと鉢植えの違いは何かと言うと、一番大きな違いは土の量が絶対的に違うという事です。土の量に制限があると言う事は、私が常々大切にしている事で尚且つ植物の成長に大きな影響を及ぼす根の生育に大きな違いがあると言う事です。目で見える植物の美しさの根源はすべてが根の成長にかかっている訳ですから本来の姿の植物とは違ったものになります。根が十分に張らないと言う事は地上部も十分に成長しにくく、鉢の中で根がいっぱいになってしまう事で根詰まりをおこしたり植物の老化を早めることにもつながります。植物の大きさなども鉢選びをするときの重要なポイントになります。

 次に自然界の植物は、水分の補給は雨や夜露または土が自然に持っている湿度など水やりなどしなくても問題なく、ガーデニングにおける地植えの植物もいったん根付いてしまえば水管理もさほど大変なものではありませんが、鉢に植えられた植物は人工的な環境で栽培されている事により自分の力で水分を得る事が出来ないため、その植物を植えた人間の手で水を与えてやらなければならない事です。土の水分の減少は植物が吸い上げるものだけではなく地表や鉢の表面からも蒸発をしていきますので乾くスピードも地植えのものとは全く違います。特に植物の生育に適した素焼きの鉢などでは、通気性が良い事が原因で鉢の表面の蒸発は他のものより激しいので水分の状態を常にチェックしていかなければならないのが難点です。しかしながらこの問題も土のブレンドなどである程度は解決できますので尻込みする必要もありません。

 以上の点が地植えと鉢植えの大きな違いですが、これらのポイントを十分認識すれば鉢植えで注意すべき問題は大方解決できたと言っても問題ありません。鉢選びは知識がなければ非常に難しい事のように感じますが、少しの知識でも積極的に鉢での植物栽培を楽しむことが出来るはずです。

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