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花たちの食卓(肥料の基礎知識2)

 前回の花たちの食卓(肥料の基礎知識1)では植物に必要な肥料の基礎(チッ素、リン酸、カリ)についてご説明させて頂きましたが、今回はその三要素ほど重要ではありませんが植物にとってなくてはならない肥料についてご説明させて頂きます。

 ほとんどの皆様がご存知の三要素(チッ素、リン酸、カリ)以外に中量要素及び微量要素と呼ばれるものがありますが、その中でも微量要素という言葉はガーデニングファンの皆様なら耳にされた事があるでしょう。今回はこの中量要素や微量要素の種類やそれらが不足したときの症状について簡単にご説明させて頂きます。

 中量要素と呼ばれるものにはカルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg),イオウ(S)があり三要素ほど必要ではありませんがある程度必要なものです。

カルシウム(Ca)

 細胞の分裂や細胞の成長に関係しているもので、この成分が欠乏すると比較的成長点に近いところに症状が現れ、葉の緑が未発達になりますが通常このカルシウムは土の中に含まれますので一般的には不足しないのが現状です。

マグネシウム(Mg)

 酸素の活性化に関係しているもので、欠乏すると古い葉などで葉脈間が黄色に変色することがあります。

イオウ(S)

イオウは植物の栄養素に関係するものであるがゆえに、欠乏すると植物の成長が抑制されます。このイオウも通常土の中に含まれていますので欠乏することはあまりありません。

 次に微量要素ですがこれらの成分は人間でいうビタミンなどにあたるもので鉄(Fe)マンガン(Mn)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、モリブデン(Mo)、ホウ素(B)塩素(Cl)の7種類あります。

 中量要素や微量要素は、植物の生育に大きく関与するものではありませんが、不足することや過剰になることで影響が出ますので注意する必要があります。しかしながらそれほど神経質になる事はありませんので知識の中で植物の成長に弊害が出ないように少しだけ意識して頂ければさほど問題はありません。この場合も人間と同じように考えて頂ければ問題なく、主食だけを食べているのではなく副食やビタミンなどもバランスよく摂取することが重要です。植物も同じですので神経質になりすぎて過保護(過剰な肥料の与え方)な植物に育てることが無いようにしていきたいものです。通常は有機物が多い土壌の中にはこれらの栄養は含まれておりますので土造りをしっかり行えば何も問題はありません。

 植物の種類によっては例外的な事もありますが、肥料の知識を持つと同時に土の知識も持つ必要があります。土造りと肥料も関わりは非常に深いものがありますが土をしっかり造り基本的な肥料を与えていけば大きな失敗はありません。

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