グリーンエコートップページ ガーデニングコラム

オリジナル培養土にチャレンジ

 皆様がガーデニングを楽しまれるなかで、鉢植えでの植物栽培やコンテナガーデンなどは必ずと言ってもいいほど経験するものでありながら、そのことに対しては意外と配慮されていないのが現状です。

 鉢選びや植物選びもさることながら、特に培養土に関しては全く配慮がないといっても過言ではないのが現状ではないでしょうか。現実園芸店で売られている培養土をそのまま利用していらっしゃる方が殆どだと思いますが少しの工夫でまったく違う性質の土になってしまい絶大な効果を得る事も可能です。今回は販売されている培養土もさまざまで具体的な内容に触れることも出来ませんが土をブレンドする考え方についてお話を進めさせて頂きます。

 私の場合は既成の培養土を使う事はありませんが、初心者にとりましてはいきなりオリジナルで培養土を作る事は難しいので、ベースで培養土を使った場合に追加で使う改良用の素材で全国どこの園芸店でも入手可能なものを紹介させて頂きます。植物によってはまったく適応外のものもありますが基本的な土作りの場合に私がお勧めするものは、基本用土の赤玉土、日向土、鹿沼土に改良用土のバーク堆肥、腐葉土、くん炭、バーミキュライト、パーライトなどのものが一般的です。それぞれの製品の性質については次の機会にご説明させて頂きます。

 ご紹介させて頂いた改良用素材を使う場合に最も注意する点は土のペーハー(酸性、中性、アルカリ性で現される水素イオンの濃度)が大きく変わらないようにする事で酸性にもアルカリ性にも偏らないように注意する必要があり、極端な使い方や多用は逆効果になりますので最初は控えめに使用した方が間違いがないでしょう。基本的には保水性が良く通気性及び排水性が良いもの最良ですが、この問題はまったく相反する性質ですので理解する事は難しいかも知れませんが、この両方が兼ね備えていなければ植物は上手く育ちません。またそれに付け加え保肥性が良いという事が条件になりますが植物生育にとって重要な肥料を土自体がしっかりたくわえていて、尚且つ根に供給し易い性質のものを使う必要性があります。

 土のブレンドはプロの世界でも様々で、これが最良だと言うものがないのが現状ですが、それには大きな理由があるからです。このことは土のブレンドにも大きな差が出る訳ですが、その大きな要因とは管理のしかたです。管理の仕方が違えば土のブレンドにも差がでて当然ですし、他人のブレンドが全ての人に合うかどうかには大きな疑問が残ります。管理の仕方と言われてもいまいちピンと来ない方もたくさんいらっしゃると思いますが、その中で最も重要になるのは水のやり方です。水のやり方いわゆる灌水ですがこの作業には人によって大きな差があり、この問題が培養土を作るうえで最も大きなポイントになります。
実際にあった私の経験談ですが、同じ植物を育てても私のところに来てから急激に生育が悪化したり、私が育てていたものを他の人に差し上げたりした場合にも同様に状態が悪くなる事がありましたが、この問題は実は灌水に原因があった訳です。それぞれに癖がある訳で、灌水の回数や量などで大きく異なりますので育てる人や場所が変われば培養土も変える必要があるという事です。他にも施肥などにより大きく状況が変わりますが複合的な要因による事も一言付け加えさせて頂きます。

 実際に雑誌などのメディアなどで培養土の配合などの紹介もありますが、その配合が必ずしも良いと言う訳ではありません。先にご説明したように自分流に色々試してみる事が必要です。これらの事もやはり経験しかありませんので、配合をあれこれ試してみて頂きたいと思います。

 最も重要な事は既製品をそのまま使用するのではなく自分なりに改良する事が重要ですし、その作業がよりガーデニングを深く楽しむ事につながる事は明確ですので、皆様も是非チャレンジして下さい。そして上級者になったあかつきには全てを自分でブレンドするようになればガーデニングの真の醍醐味を味わう事が出来るでしょう。

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