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庭の中の砂漠地帯?
 『庭の中の砂漠地帯』とはいったい何処だろうとお思いになった方が殆どだと思いますが、その場所は多くの、いや殆どの皆様方のお庭の中にあるのが現状です。その場所はエアコンの室外機のファンの前になりますが、よほど広い庭か置き場所を工夫してない限り殆どのお宅に当てはまる事です。

 エアコンの室外機は庭造りに取りましては邪魔なものでありますが、見た目の物理的な条件以外にもっと大きな弊害がある事はガーデニングを趣味にされている方なら既にお気付きの事と思います。エアコンの室外機の前は植物を最も楽しみたいシーズンに温風が吹き出る場所であり、多くの植物は温度と乾燥で枯れてしまうのが現実です。エアコンカバーのお話は別のコラムでも取り上げさせて頂きましたが、温風が吹き出る状況にはなんの変わりも無く、室外機前の場所はまさに砂漠地帯といっても決して過言ではありません。

 しかしながらエアコンの室外機の前はどうしても何か手を施さないと、しらけた空間になり庭との調和も大きく崩れてしまう事などからプロアマ問わずこの場所の扱い方は大きな永遠のテーマである訳です。この砂漠地帯に何とか植物を植えるためには、植物の選定も重要なポイントになってきますが、どんな植物でも温風が吹き出るファンの前にいきなり植えればかなりのダメージを受ける事は避けられません。実際の自然界の中でそのような場所には普通の植物など育つ訳がなく、そこに無理やり植栽しようとする訳ですから、そんなに簡単にいく訳もありません。しかしながら植物の選定段階でなるべく乾燥に強い植物を選ぶ事も大きな対策の一つになります。

 どうしても室外機前の砂漠地帯にしない為の工夫は難しいものですが、簡単にアドバイスできるとすれば、温風が直接植物にあたらないように物を使って遮るしか方法はありません。その方法で温風の流れをある程度遮ったり、また空気の流れを変える事で植物へのダメージは最小限の状況になります。ここでひとつだけ注意しなければならない事で重要な事は、エアコンの室外機の換気効率を極力低下させない事です。ファンの前に極端な遮へい物があったり、物がファンに近すぎたりする事はエアコンの寿命や電気代などを考えると絶対に避けなければならない重要な事です。

 以上の事などを気を付ければかなり状況は変わってきますし、エアコンの室外機がある事の弊害は殆どないといっても過言ではありません。皆様がそれなりの工夫を施し、また試して頂ければ庭の中の砂漠地帯も素晴らしいオアシスになるはずです。エアコンの前という扱いづらい場所にもきっと素晴らしい空間が出来る事でしょう。

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