グリーンエコートップページ ガーデニングコラム

水やりは奪い合う作業です

 私が実感として感じている事であり施工したお客様の中にも少なからず見受けられる事でありますが、植物への水やりは雑用だと思っていらっしゃる方が非常に多く庭が出来る前または出来上がってからお互いに水やりを押し付けあっている光景を目にします。皆様にとりましても少しは心当たりのあるお話だと思いますが如何でしょうか。

 庭を造った時からまた植物を植えた時から始まる水やりは、意外に手間がかかりついついないがしろにされがちな作業には違いありませんが、ここで私が常々申しておりますガーデニングを通じて、主観に支配されて生きている普通の人間からもうワンランク上の心豊かな人格形成に大きな係わりがある事は否定できない事であります。人が嫌がることの中にどれほど大きなものが隠されているのを見過ごし、チャンスを失っているかは殆どの方が気付かないまま過ぎていくものです。

 あらためて植物への水やりについて再確認してみますと、実際に庭を持ちガーデニングを楽しんでいらっしゃる方ならお分かりだと思いますが、意外に時間のかかる作業だという事です。忙しい毎日の生活の中から時間をさいて植物を維持していく事は大変ですが、逆に以外に時間のかかる事を上手に利用していく事が、多くの副産物を生んでくれるのを皆さんはご存知でしょうか。

 まず始めに科学的にも立証されている事ではありますが、水をまくとマイナスイオンが発生し、我々人間に大きなメンタル的な効果が得る事が出来ます。その事を前提に一日の始まりである朝と疲れて一日を終えた夕方の水やりでメンタル的にリフレッシュできる事が出来るわけです。リラックスをして時間を沢山かけた作業の中で活力と癒しの両方を得る事が出来ます。また何といっても沢山の時間をかけて水やりをする訳ですからその時間は暇であると言っても過言ではありません。暇があれば当然植物にも目が行き、自分が管理している庭の植物の状態が良く解り、植物の管理の面においてもかなり有益です。実際に私が施工したお客様の声ですが、庭を造ってから仕事の能率があがり、収入が大きく向上したという声まで聞こえてきます。水やりをした事が直接的な要因ではありませんが、間接的に可能性のある話です。きっと全てのものが噛み合い結果的に効果が出たのだと思います。

 また我々のような庭造りを仕事にしているものでも同じで仕上げのときの水やりは親方または経験の豊かな年長者がするのが慣例になっているのが現実です。水やりはけっして雑用などではなく、逆にもっとも大切な作業である事がこの事からも言えることが出来ます。仕上げという意味で親方や年長者が水やりをするという事も言えますが、やはり一番大切で気持ち良い仕事だからこそ、そのような事が言えるのかも知れません。

 以上のような意味からでも水やりは決して雑用などではなく、むしろ奪い合うべき作業であるのが真実ではないでしょうか。人間の主観などというものは本当にあてにならず、もう一歩下がって物事を見定める事が出来れば必ず多くのものを手に入れることが出来るのではないでしょうか。たかが水やりですがされど水やり、皆様も奪い合って水やり作業をしてみては如何ですか。きっと何かを見つける事が出来るはずです。

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