グリーンエコートップページ ガーデニングコラム

正直者は損をする?

 古来からのことわざで皆様がよくご存知なものに『正直者が馬鹿をみる』とことわざがありますが、このことわざこそ現代の社会を忠実に映し出したものであり、またそのような風潮が拍車をかけて本当は正直者であるにもかかわらず自分を守るために違う形をとらざるを得ない状況の方も決して少なくないのが現実です。

 私がガーデニング業界に身を置き特に感じる事でありますが、お客様などで特に熱心にガーデニングを実践されている方や、まだまだ初心者でありながら前向きにガーデンライフを楽しもうとされている方などから感じ取れるものは、正に『正直者が馬鹿をみる』とは正反対の方が多くいらっしゃいます。その方たちは本当に正直な方が多く現代社会の悪い風習から純粋無垢な世界に向かって歩もうとしておられる方などです。またそこまでは気付いておられなくても無意識の中にそれを感じていらっしゃる方も少なくありません。

 『正直者が馬鹿をみる』ということわざは非常に有名ですが、正反対の意味を持つものもあり『正直の頭に神宿る』とか『正直は一生の宝』など他にもいくつかありますが、全ての場合に正直者が馬鹿を見る訳ではなく、むしろ正直に生きている方の方が馬鹿を見る事が無いような場合も多く、第一感じ方が違うために非常に豊かな心をお持ちである事は仕事を通じて強く感じます。

 ガーデニングを趣味にしている方や、またはこれから始めようとされている方などをお客様に仕事をさせて頂いている事は非常に嬉しくこの上ない幸せを感じますが、正にガーデニングという植物を相手に趣味を実践する事は嘘やごまかしなど全く通用せず、正直に接する事が最大の喜びを得る事が分かってくる趣味であります。

 植物は非常に正直で人間が植物に対して与えたものがそのまま我々に帰ってくるものであり甘やかせばひ弱な植物になりますし、放置すれば枯れて答えを出してくれます。植物は人間と全く同じでそれらのどちらかに偏っていれば失敗します。時には厳しくまた時にはやさしく接する事が大切で、我々の心の状態がそのまま反映される事から考えれば、ガーデニングこそ現代の人間が学ばなければならない究極のテーマが含まれた趣味であると言える事が出来ます。

 我々人間は決して正直だけに生きられるものではありませんが、ガーデニングを通じて少しでも参考になる事を取り入れていけば、殺伐とした世の中を生きていく事も少しは豊かなものになるはずです。

グリーンエコートップページ ガーデニングコラム
Copyright(c) 2005 GreenEcho.Co.Ltd. All Rights Reserved.                          Web Produced by GreenEcho