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知らぬが仏

 古来から『知らぬが仏』ということわざがありますが、日本語がわかる方ならば知らない方はいないと思うほどのことわざです。実際に知らないほうが良い場合もありますが、知らない事から起きる弊害も計り知れないものがあるのが現実です。

 ガーデニングにおいては『知らぬが仏』では済まされない事も多くあり、知識が多くあればあるにこした事はありません。現実に知らないことや、間違った知識からガーデニングを十分楽しめず、失敗してしまう例なども多く耳にします。またその事によってガーデニングを止めてしまう事などはまさに悲劇以外の何物でもありませんし、知識不足や間違った情報は提供するガーデン業者や園芸店などの責任でもあると言う事が言えるでしょう。

 実際に例をあげさせて頂くと、まずはじめに庭を造るところにポイントがある訳ですが、私が日頃から申しておりますように庭を造る前に十分に考えるべき事の中に、庭を持つ事の意義やその庭で実際にどのような楽しみ方をするのか、またライフスタイル等をしっかり考える事が重要になってくる訳ですが、実際はそのようになっていない場合の方が多いのが現実です。雑誌などのメディアの影響から切り取った部分だけに注目して見えない部分に含まれたものを見過ごしてしまう事などは、高いお金を使い庭を造っても後から後悔するような事態に陥ってしまいます。提供するメディア側にも問題はありますが、所詮全ての事を伝えるのは不可能であり。消費者側がいかに多くの情報を取り入れて、その中から出来る限り奥の深い判断をする事が重要なポイントになってきます。

 また植物栽培においても同じような事が言えますが、雑誌などから得る情報が決して間違っている訳ではありませんが、一般論だけで説明がされているものをそのまま全てのものに当てはめる事は危険です。わかりやすく例をあげると植物を人類と例えると、ある品種の植物が日本人だと考えれば簡単です。同じ国に住む人間にも多くの個性があり全てのものが全く違うといって過言ではありません。植物も同じで同じ品種のものでも生まれた場所や幼少期の育て方、またその後の環境などを考えれば一口に考えてしまう事が失敗の元になります。

 最近では情報が氾濫し誰もがそれらを手に入れる事が出来る時代になってきましたが、『知らぬが仏』だけでは済まされないような状況になっている事を良く認識して、正確で奥の深い認識をする事が、ガーデニングだけに留まらず全ての事に共通する重要な要素に間違いありません。情報が不足したり間違ったりしている場合などはそれらの入手先を変えてみるのも良い方法になるはずです。

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