グリーンエコートップページ ガーデニングコラム

プランニングのポイント Vol.3 ゾーニング

 前回に引き続き、今回はプランニングのポイントの中で最も重要な要素になる*注1)ゾーニングについて、お話させて頂きます。

 庭の意義と言う物を一口に言えば、『生命の息吹を感じる、もう一つの癒しのリビング』とでも表現したら良いのでしょうか。
 そう言う意味で言うと、一口に庭と言っても非常に重要な意味を持っている住まいのスペースの一部であります、それを最大限に考慮して、慎重かつ繊細にゾーニングについて考えなければなりません、また決しておろそかに出来る要素ではありません。

 庭を『見る庭』でなく『過ごす庭』として創ろうとする場合、何処にもう一つのリビングとしての役割を持つスペースを設けたら良いのだろうか、と言う問題について考慮すべき点は、建物の中との空間とそのスペースとどうつなげるか、たとえば一番使いやすく家族が集まる場所の前(多分リビングルーム)です。ウッドデッキなどはその典型的な例でしょう。また建物と離した場所(庭の中)にそのスペースを設けるのも良いでしょう。

 次はその居住空間をいかに快適に過ごす場所にするかと言う問題です、当然過ごす庭でありますから腰掛ける物が要ります。(まさか立っている訳にはいかないですよね)
 その場所に腰掛けた時その場所をいかに快適な空間にするかは、四季を通しての日照の問題、夏なら木陰が出来る様にまた冬なら陽だまりが出来る様に落葉樹などで工夫すると良いでしょう。またその空間を閉鎖的なプライベートな空間にするのか、また*注2)借景を最大限に利用したオープンな空間にするかも重要なポイントです。その他、散策できる小道を作ったりするのでも良いでしょう。

 いずれにしても、数多くの要素を十分考慮して創ってしまった後に、後悔しないような構想をする事が重要です。そう言う問題点について十分考えてくれる、プロのデザイナーに相談されるのも一つの手段だと思います。
 これから庭創りを考えられている方、また作り直しを考えている方共に、むやみやたらに手を付けない事が大変重要です。

今回は簡単にしかお話できませんでしたが、また機会があればこの事について振れたいと思います。

*注1)ゾーニング=この場合は庭のスペースを目的に合わせて区分けすること。
*注2)借景=居住空間の周りにある景観を要素の一部として利用する事。

グリーンエコートップページ ガーデニングコラム
Copyright(c) 2005 GreenEcho.Co.Ltd. All Rights Reserved.                          Web Produced by GreenEcho