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プランニングのポイントVol.4 何が主役?

 プランニングのポイントも4回目を迎え、だんだん細かい所にポイントが移って行く訳ですが、今回は庭の主役について少しお話させて頂きたいと思います。

 庭には色々な形の物があり、またそれを良く見かける訳では御座いますが、一番良く見かけるのは枕木やレンガや石材等、マテリアルを中心にした庭創りが最も多く、それに樹木やグランドカバーを少し加え庭をまとめているのが最もポピュラーな形ではないでしょうか。
 確かにマテリアルを中心にして庭を構成すれば見た目もよく一般的には非常に解かり易いですし、何より植物を上手に育てると言う意味においてはかなり楽になると言っても良いでしょう。しかしながら私が常々言っている事でもありますが、『生命の息吹を感じる、もう一つの癒しのリビング』と言う意味からは、かなりかけ離れてしまうのではないかと言う事をいつも思うのであります。

 植物達を育てる時間がない人にとっては確かに絶好の庭のスタイルだと思いますが、余りにも生命を無視した庭が果たして本当の意味でそこに住む家族の健康と平和に役立つ物でしょうか。また色んな意味において、後世の子供達や日本の将来にプラスにつなげる事が出来るか疑問です。
 ガーデン業者が作ったら完成と言う概念が今の世の中には一般的になっている訳ですが、お客様に引き渡された瞬間がいわゆるガーデニングの始まりだと言う事を強く言わさせて頂きたいと言うのが本音の所です。
 いずれにしても、維持管理は庭を創った以上永遠に続く訳ですし植物の事を良く知っているガーデンデザイナーや園芸家の方と仲良く付き合い勉強していく事が重要です。

 殆どのガーデン業者はめんどくさい植物の勉強をないがしろにして、マテリアル中心で見てくれ重視の庭をお客様に提案し続けている実態を見ると、日本のガーデン文化をさげすましているのも私達ガーデン業者かも知れません。最近ではレベルの高いお客様にもよくお会いする訳ですが、もっと勉強しなければと思う事もしばしばあります。

 いずれにしても、色んな条件や今後のライフスタイルなどを考慮して、庭の主役は何であるかまた誰であるかと言う事をよく考え庭創りを進めれば、必ずそのご家族にとって最もふさわしく意味のある物になる事は間違いないでしょう。

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