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プランニングのポイントVol.11 潅水

 ガーデニングの日々の管理の中で一番簡単そうでありながら一番難しいのが潅水です。『水をやる』実にあいまいな言葉でありますが、そのあいまいな言葉の為に誤解をされている方が非常に多いのは、いつも感じるところであります。

 私がいつも庭を創りお客様にお渡しする時に、潅水についての質問が必ずあります。『どの位やれば良いのですか』と言う質問に私はいつも返事に困ります。まず『毎日やるのですか』、『次に一日に何回やるのですか』、『どの位やるのですか』、そんな質問が一般的な質問です。
潅水の仕方次第で植物が枯れてしまう事もありうる事をまず理解して頂く話から始まります。皆様ご存知の通り水をやらなければ、植物は間違いなく枯れて死んでしまいます。がしかし、逆にやりすぎても根腐れを起こし植物がだめになってしまいます。『適量』その量を測り知る事は非常に難解ですが、それを理解しないとガーデニングは決して上手くいきません。基本的には植物が欲しいだけあげると言う事です。

植物には色々な種類がありますが、ここでは一般的な話をさせて頂きます。一番解りやすいのが日々の天気を参考にする事です。晴れの日があれば当然雨の日もある訳ですが、それをそのまま潅水に応用しますと、乾いた日と湿った日が交互に適当にあると言う事がわかります。本来植物は植えられている物ではありません、自然に生えているのが基本ですので、自然に近い状態にしてあげる事がもっとも重要です。

 『乾いたらたっぷり』と言う言葉はもう既に聞きなれた言葉ですが、正にその通りです。たっぷりやると言う意味を間違えていらっしゃる方が多いのは常々感じる事ですが、同じ沢山潅水するのにも一度に沢山かけてやるのと、弱い水量で時間をかけて何度もやるのでは全然違います。表面が濡れているだけではたっぷり潅水した事になりません、ちょうど梅雨の雨の降り方を想像して頂けると解り易いと思います。夕立雨の様に一度に沢山かけても地表を流れてしまい、以外に土の奥深くには浸透していません。

 潅水には他に色々な効果がありますが、一番私が言いたいのは潅水によって発生するマイナスイオンをたっぷり浴びる事であります。マイナスイオンには精神がリラックスして癒しにもつながります、またゆっくり時間をかけて潅水する事によって植物達をじっくり観察でき庭のレベルアップにも影響してきます。
ただし不自然な形で植えられた植物にはこの限りではありません、たとえば樹木で地掘りした物は根がしっかりつくまで、しっかり潅水をして下さい、なぜならば水を得る為の根が沢山切られているからです。

 いずれにしても木々や草花の様子をしっかり観察し、臨機応変に対応して潅水して下さい、植物は人間と同じ生き物であると言う事を十二分に理解してやれば自ずから適量は見えてくるはずです。

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