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根の生理Vol.1

 ガーデニングを実践していく上で最も重要でありながら、最も解りにくいのが植物の根の生理である事は、皆様も既にお気付きの事とは思いますが、今回は植物の根の生理について簡単にお話させて頂きたいと思います。

植物の種類によって条件は異なりますが、基本的にはまず植物の生理を理解しなければなりません。『根』と言うのはどんな条件の時にどのような状態になるかと言うのは、見えない部分でもあり解りにくい部分ですが、私はよく人間に例えてお話させて頂いております。まず根がどの様な目的で存在するかを今一度考えると、
当然植物自身の体を支えるためや、水や栄養分を吸収する為にあるのは知らない人はいないと思います。

いつも湿っている状態では根は水を吸収する為の努力をしなくても水分を得ることが出来ます、したがって根を伸ばす必要が無く、人間で言うと甘やかされて育った子供のようになってしまいます。肥料についても同じ事が言えます、根に触れるような場所に肥料を与えると、栄養分を確保する為に根を伸ばす必要が無くなり水のやり過ぎと同じような結果になります。
 その他に忘れてはいけない重要な事は根は酸素が必要であると言う事です。植物は一般的には二酸化炭素を吸収して酸素を出していると言う認識は一般的であり、誰もが知っている事ですが、これとは反対に根は酸素を欲しがっている事をご存知の方は決して多くありません。水が入れ替わる事によって新しい酸素が根に供給されるので先ほど触れさせて頂いた事と重なりますが、潅水については非常に重要な作業である事を認識して下さい。
 
 植物自身が枯れてしまう程ではいけませんが、乾燥とたっぷり潅水して湿った状態にめりはりを付ける事が根にとっても一番伸びやすい環境といっても言い過ぎではないでしょう。

 根が健康でなければ肥料を与えても効果はありませんし、それ以外にも良い結果は生まれる事は無いでしょう。
 その基になるものが無ければ、その後に何も築く事が出来ないのは、全ての物に共通します、これは我々人間にも言えることではないでしょうか。

 まだまだ話さなければならない事は山ほどありますが、またの別の機会に話させて頂きます。

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