グリーンエコートップページ ガーデニングコラム

根の生理 Vol.3

 『根の生理1』及び『根の生理2』で話させて頂いた植物を人間に例えた事である程度理解して頂けた事とは思いますが、苗を購入して皆様のお庭に定植した時にいかに迅速に根をつかせるかと言う問題で私がいつも使用するのが、根の成長を促す酵素を使用します。
 この酵素は市販されている物ではありませんし学術的にも難しい話になってしまうので、今回は皆様にはご紹介しか出来ませんが、植物の『根の生理』をまとめ解り易くお話させて頂きます。

 まず始めに根の生理を人間の主観的な物の見方で考えない事から始める事がガーデニングのレベルアップに欠かせない要因である事は以前にも説明しましたが、このテーマは我々プロの世界でも永遠のテーマであり一朝一夕で理解できるものではありません。しかしながらガーデニングを楽しむ上で必ず必要な事でありますので、基本的な知識だけは身につけなければなりません。ガーデニングは本来楽しむためにあるものですので、気負い過ぎても重荷になるだけでかえって逆効果になってしまいますので、あくまでも自然体で木々や草花達と接する事が最も重要です。自然を愛し共生する為のガーデニングですから自然の本質や摂理などを前提に考えれば諸問題は以外と簡単に解決するかも知れません。

 皆さんが普段園芸店などで購入し楽しんでおられ、一般的な植物の『根の生理』を簡単に言えば、通気性(排水性)と保水性(保湿性)という相反する要素をどの様に持たせてやるかが一番大きな問題です。一概にどの様にすれば良いかという事をこの場で簡単に説明する事は非常に難しい訳ですが、この問題を考えて実践するだけで目に見えるほど効果が上がります。植物にとって水は絶対に必要なものですが、水分が多すぎても根腐れを起こし枯れてしまいます。また通気性が良ければ酸素も充分に補給できますのでこの問題を考えるだけでかなり効果が出るはずです。保肥性の問題や土壌のphの問題もありますがこのテーマについては他の機会に説明させて頂きます。

 『根の生理』については非常に難しい問題ではありますが私が常々使う方法を今回皆様にご説明さえて頂きます。植物の性格をつかむコツはその植物の原産地や自生している場所を考えれば以外と簡単にその個の持っている性格が解るものです。

 園芸業界では品種改良や交配が日々行われその個が持っている性格をつかむ事が難しくなっていますが、基本的にはその種類の原種を見れば基本的な性格は解ると思います。新品種に惑わされる事無くその種類の本質を見極めれば何処に植えどのような管理をすれば良いのかきっと気付かれる事でしょう。見た目だけで苗を購入し植える事だけ避ければ、もっとガーデニングを楽しめる事は紛れもない事実です。

人間に合わせるのではなく、相手に合わせれば自然にその関係も良くなるはずです。自然や植物から学び自分自身が変われば『根の生理』は必ず解るでしょう。

グリーンエコートップページ ガーデニングコラム
Copyright(c) 2005 GreenEcho.Co.Ltd. All Rights Reserved.                          Web Produced by GreenEcho