グリーンエコートップページ ガーデニングコラム

たかが物置されど物置

 ガーデンライフを楽しむにあたりガーデングッズを収納したり資材等を保管して置き場所に物置が必要になりますが、この物置が意外と落とし穴になるケースが多々見受けられます。たかが物置である訳ですが、市販のスチール製の物置を庭に置く事が一般的な事例になっているのが一般的です。このスチール製の物置ほど庭とふつりあいな物はないのが我々ガーデン業者にとってもまたお客様にとっても大きな悩みの種です。まさにされど物置と言っても過言ではありません。

 現代の住宅事情は画一的で個性のないものが多く、個性を出すために家の顔であるエクステリアに重点を置いたり庭を造ったりと外から見える部分に力が注がれるようになってきました。その中で新築をして庭を造る前にまず必要になってくるのは、家の中に収納する事が出来ないものや普段使わないものを収納するために、いの一番に何も考えずホームセンターやエクステリア業者に依頼し物置を設置してしまうのが殆どの事例であります。

 その状態から我々ガーデン業者がプランニングを始める訳ですが、その物置の無機質さや金属の冷たさがデザインするにあたり非常に厄介になりますし、お客様も庭の事を考え出して始めてその問題の大きさに気付くのが現状です。スチール製の物置が決して悪い訳ではなく、耐久性などからみても良い商品も数多くありますし、最近では木製の物置も既製品で多く出回っております。一番問題になるのはたかが物置だと思い何も考えずに設置してしまう事の方が大きな問題であります。

 私は物置も庭の大きな構造物の一つと考えプランニングの時点で深く考えます。基本的には造る庭にマッチした違和感のないものであり、大きさも機能的にもそのご家族のガーデンライフに合ったものでなければならないと考えております。そのような観点から言えば自然にオリジナルなものになってしまうケースが多い訳ですが、施工性の良さや利益追求的な考え方で物置を設置すれば、必ず不自然な物になり満足のいくものになる事は決してありません。

 物置は簡単に考えがちではありますが、耐久性、機能性、価格等の点以外にビジュアル的にも美しくなければならないですし、それ以外の観点からももっと慎重に考える事が失敗しないためのコツである事を念頭に置き考えて頂きたいと思います。たかが物置ですがされど物置、どんなものでもしっかり考えればあなたの庭も素晴らしいものになるはずです。

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