グリーンエコートップページ ガーデニングコラム

長い日本列島

 日本列島は今さらご説明する事もありませんが、南北に長い国でおよそ3500kmあると言われています。日本の国土の大半は温帯に属し四季も明確に感じる事が出来ます。またまわりを海に囲まれている事や複雑な地形のためにさまざまな気候が見られるのが特徴です。

 さまざまな気候が見られるおかげで、自生する植物の種類も多く約5500種の植物がある緑豊かな国土であるわけですが、逆にその場所の風土や植物を有効に利用できていないのが現実です。現代の私達の生活はメディアなどが発達して多くの情報を手に入れる事が出来るようになってきましたが、その情報を正しく捉え有効に利用できない事によりガーデニングを楽しむ事がより一層難しくなっている事を多くの方が解っていない場合が決して少なくありません。

 雑誌などのメディアを参考にしてあれこれ多くの植物を庭に植えようとする事は、非常に危険でガーデニングをより一層難しくしているだけではなく、ガーデニングの本来の目的やそれから得られる効果など全く得ようがありません。

 冒頭でも触れさせて頂きましたが、豊かな国土に多くの植物が自生している事を有効に使う事を根底に置いてガーデニングを実践すればもっと簡単で違和感のない自然な庭が出来るはずなのに、我々日本人の悪い癖でありますが新しいものを追いかけてはすぐに飽きまた違うものを追いかけるという悪癖が、大切なものをどんどん失っていく事に気付くべきです。非常に勿体無い話ですがこれが日本の現実です。

 話を本題に戻しますが、日本の多岐にわたる気候は我々に多くの弊害をもたらしますが、あえて重要なものを一つ上げさせて頂くと、雑誌などを参考にして植物の特性を考える事が上げられます。
日向、日陰、半日陰また乾いた場所、湿った場所などの水分量等文章では判断しきれないのが現実であります。一つの植物でもその個体の育て方や体力によっても違いますので一概に判断できないものです。体験によって判断する事は大事な事ですが、その前にその植物の分布や自生している条件を調べる事が出来ればガーデニングがもっと楽しくレベルの高い物になるはずです。

 私が普段活動している場所は本州の太平洋側で日本の平均的な気候である訳ですが、皆さんのお住まいになられていらっしゃる場所はどの様な所でしょうか。近くの野山を散策し、いろいろな植物に触れる事が出来れば理屈では説明する事が出来ない事が見えてきます。見た目だけの真似をしたガーデニングではなく、その場所の風土を大切にして庭造りをする事が一番素敵な庭になるのではないでしょうか。是非皆さんも考えて見て下さい。

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