グリーンエコートップページ ガーデニングコラム

花で構成する庭は大変だ!

 誰もが夢見るガーデニングの形と言えば、やはり一年通して多くの花に囲まれて四季折々の花を楽しむスタイルが最も理想的な形の一つと言えますが、現実にはなかなか難しい事であります。

出来得る事なら手間を沢山かけ雑誌などで見られる外国の多くの花に彩られたガーデンライフを楽しみたいのはやまやまですが、一般的には日本人の生活にはそこまで余裕がありません。時間だけがあれば良いというものでもなく場所やお金や技術また精神的なゆとりなど全てのものがバランスよく噛み合わなければ理想的なものにはなりません。ガーデニングが新しい文化として日本に浸透し始めてまだ歴史も浅く、本当の意味でこの文化が定着するにはまだ少し時間がかかりそうなのが現実です。

 そのような状況の中でも少しづつでも発展させる方法が無いわけではありません。日本人のライフスタイル等が大きく変わるのには時間がかかりますが、今の状況からでも無理せず始められ、最終的には素晴らしいものになれば目的は達成できる訳です。そんなに気の長い話と思われる方もいると思いますが、ガーデニングは生涯続ける趣味ですので逆の言い方からすれば、そんなにあせった所でどうなるものでもないという事も言えるのです。

 一年草を使い花いっぱいの庭を造る事は手軽に始められ失敗しても次の季節には植え替えができやり直すチャンスがあるというメリットがありますが、逆に維持管理する作業が増えるデメリットもあり、ある程度作業ができそれを長きにわたって維持できる方でない限り、途中で挫折してしまうくらいなら全ての季節を網羅できる訳でありませんが、それぞれの地域の風土に合った宿根草などを主に使い庭を構成すればひとつの意味での作業の多さはかなり軽減できるはずです。

 花だけに目をとらわれずそれぞれの植物の全体の姿をよく見て利用すれば大きな効果を得る事が出来ます。花は一年のうちのある限定的な季節にだけ咲くものが多く、年中咲いているものなどありません。しかしながら葉が冬でも無くならないものや、冬季に地上部がなくなるものでも一年のかなり長い期間葉を付けているものなどを選択すれば花が咲いてない時期でも素晴らしい雰囲気を作り出すことが出来ます。見せかけの花に魅せられそれに頼りすぎる事で、逆にガーデニングの楽しみを味わう事が出来なくなってしまうケースも私が色々なお客様の相談をお聞きしてきた経験上決して少なくない事実です。

 植物自身の姿をよく観察して、花だけが全てではないという事を念頭に植物を選び庭を構成していけばより素晴らしいものなる事に間違いありません。見せかけだけではなく自分の出来る範囲の中で無理せず庭造りをする事をいつも前提において考えればガーデニングの楽しみも無限に広がる事でしょう。

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