グリーンエコートップ  ガーデニングコラム

エピソード2001 Vol.3

 予選ラウンドのテーマで『駅前花壇ガーデニング勝負』というテーマを与えられ、これから作製する庭の方向性が決まりました。『カリビアン アイランド タイム』と言うタイトルをつけた訳ですが、それには隠れた非常に大きな意味がありました。駅前の花壇をガーデニングすると言う事で都会の郊外で、また時間をかけて通勤や通学をされる方に対しまして、いつも時間に追われ、自分のリズムさえも強制された生活の中で、疲れやまたストレスをためる日々の中で決して自由にはならないものの、少しでもゆったりとした時間を感じて頂くために私から現代人に対しての大きなメッセージを込めて駅前の花壇にガーデニングをさせて頂く事になりました。

 さて『カリビアン アイランド タイム』とはいったいどんな意味なのかと言う事に疑問を持たれた方も決して少なくないと思いますので、ここでこの言葉の意味について説明させて頂きたいと思います。直訳すればカリブの島時間と言う事になりますが、決してそんな意味ではなく、時間に縛られる事が無く、ゆっくり流れる日々の生活のリズムそのものを指した意味であります。
今日やらなければならない事を無理にする訳でなく、朝起きて人間にとって必要な事だけを行いそれ以外の事は無理にしないと言うのがこのテーマの本来の意味であります。皆がこのリズムで生活している訳ですから、たとえ人に待たされても誰も怒る人などいませんし、急いで何かを済ませようとする事などあり得ない、日本人の生活の中になど全く無いと言っても過言ではないくらいの生活そのものです。

 そのようなテーマで今回の予選ラウンドを戦う訳ですが、はっきり言って実際にカリブで生活した事などあり得るはずもありませんし、あくまでも空想の世界でガーデニングをしなければならない事は非常に厳しい状況でした。ただ日本人が忘れてしまった本来の人間のリズムを感じて頂くと言うコンセプトだけは最大限表現したいと思いこの予選ラウンドにのぞまさせて頂きました。

 今回は2度目の出場と言うこともあり、TVチャンピオンの進め方も良く解っていたので、躊躇する事なく淡々と準備が進み、予選ラウンドの当日を向かえまたそれに臨む事が出来ました。
時間配分も解っているので結構余裕のある状態で楽しみながらガーデニングを進める事が出来ました。MC(master of ceremoniesマスターオブセレモニー=司会者)の彦麻呂さんとお話させて頂いたり、カメラマンのカメラや音声さんのマイクを持って映像の世界の体験も少しだけ味あわさせて頂きました、今思えば余裕で遊んでいる場合では無かった訳ですが、楽しませて頂いた事は私にとって有意義な体験でした。

 制限時間も終わり、完成したものに対して審査を受ける時間が来た時は2回目で少しは慣れているとは言えやはり緊張したのは今でもはっきり覚えています。なんといっても予選ラウンドは非常に残酷なもので、出場者4人のうちたった一人だけがリタイヤする事になっているからです。TVチャンピオンのガーデニング選手権の出場者の皆さんは普段この道で仕事をされているプロの皆さんばかりですので、面子にかけても予選ラウンドは通過したいと思うのが私だけでは無いのは紛れも無い事実であった事は明白でした。

 今回の審査員はプロではなく、一般の審査員の皆さんで構成されていましたので、作品についての説明時間は精一杯説明させて頂きましたが、はたして私に思い等が本当に伝わっているかどうかは解らない状況で、不安が残るまま結果発表を迎える事になりました。非常に厳しい状況で発表が推移して行く中で、一抹の不安を感じながら最終結果をまつ時間が非常に長く、不安でいっぱいの厳しい時間であった事は2度と経験などしたくない事でした。・・・・

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