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エピソード2000 Vol.5

 決勝ラウンドにおける庭創りの全ての工程を終え、あとは審査だけという状況まで来た私にとって何がこんなに心静かで穏やかな状況を創りだしているのかその時は解かりませんでしたが、今思えばそれも良くわかるような気がします。
 それは私が一番大切にしたかった事が最大限発揮出来たからではないかと言う事、またお客様が本当に喜んで満足して頂けた事で今回のTVチャンピオンの全てが終わり、目的が達成されたからではないかと言う事です。今でも時折手紙を頂いておりますが、今でも鮮明にお客様の顔や庭をさもつい今しがたおきた事のように覚えております。

 そんな充実感に満たされているにもかかわらず、審査を受け結果を聞かなければならない現実に、引き戻されなければならなかったのです。充実はしていた物のやはり私も普通の人間で、出来る事なら負けたくないと言う気持ちと、もう全てが終わったんだと言う気持ちが交錯し非常に複雑な心境になったのが事実でした。

 まずはプロの審査、神田隆先生は私の尊敬するガーデナーの一人でとても緊張しました。
ざっと見られただけにもかかわらず全てをおみとうしだなと言うのが実感でした。嬉しいお言葉を頂けたのが『非常に繊細ですね』と言う言葉と『これからのガーデン業界を担うような庭ですね』と言う言葉でした。(後者の方はON AIRでカットでしたが。)うそでも凄く嬉しかったです。他の2名の先生方にも良い印象を持って頂けたと思います。
 そして一般の方の審査が始まりました。沢山の方に私が創った庭の全てを伝える事は非常に難しく、ご家族の思いから説明するのは不可能でした。

 いよいよ審査発表の収録が始まり緊張する時間を迎えねばなりませんでした、負けたくない自分とそうでない自分、撮影のためにずいぶん待たされて非常にストレスを感じましたが、いよいよその時を迎えまずは一般審査員、想像通り私が最下位、ああもうだめなんだなとあきらめてのプロ審査、後ろを向かされていた為私には分かりませんでしたが、振り返ったとたんの驚きと喜びは相当な物でした。なんとダントツでトップだったのです。喜びからか安堵感からか解かりませんが、涙がじわっと出てきたのを今でもよく覚えています。
 
 何か自分が良くわからなくて,エンディング収録での表情が悪くNG,得意なTAKE2になってしまったのは笑い話でした。

この日を契機に私の苦悩の日々が始まるとは知らず喜んで帰路についたのです。

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